南丹市美山町は、京都府のほぼ中央に位置します。鯖街道のひとつである国道162号沿いに開けたこの地には、昭和47年5月に国の重要文化財の指定を受けた日本最古の農家型住宅の石田家住宅や江戸時代の入母屋造りの民家も数多く残り、平成5年12月、国の重要伝統的建造物群保存地区に美山町北地区が選定されました。
千本の桜と五百本の紅葉が植えられ、「虹の湖」と呼ばれる大野ダム。ここを起点として、由良川の源流であり地元では「美山川」の愛称で親しまれている清流に沿って、かやぶきの里、唐戸渓谷を経て、芦生原生林へと自然豊かな日本の原風景が続いています。