活動内容について
たんば三街道
地域のねらい
活動エリアと資源
■住民と行政が連携し、たんばの美しさを生かす道づくりに関する「たんば道路景観ガイドライン」を平成16年に策定。
活動内容と実施者
パートナーシップの取り組み
・旧道を人の空間として取り戻そうと、タンスに眠る着物をノレンに仕立て直すほか、仕舞屋の屋号を記した行燈や昔懐かしい農具などで軒先を彩る「ひおき軒先ミュージアム」を開催。(日置里づくり協議会、H21年10月 第5回開催)
・恐竜化石発掘の地を歩いて楽しもうと「大正ロマン街道再現ウォークーまるごと時代の博物館」を開催。(かみくげ恐竜の里づくり協議会、H21年12月第3回開催)
おいしい道(景観)
・農のつむぐ“風物詩”として親しまれる、“山の芋”の収穫後に行われる藁焼きの風景を味わおうと「山の芋とろろ街道炎のまつり」を開催。
(西紀中地区里づくり振興会、H21年11月第3回開催)
・ 子ども達が地域の風景を大切に思う心をはぐくもうと「たんば風景学習プログラム」を展開。(H0年度までで21回、延べ690人が参加)
・「野草の道景色づくり」(美たんばネット)や「緑の地産地消」「竹林整備」(南新町美しいまちづくりの会、杉地区街づくり協議会)など、緑の課題解決に取り組む沿道緑化を展開。(h8年度現在、緑化活動団体数54団体)
道は絆(交流)
・「ひおき軒先ミュージアム」「炎のまつり」などのイベント型交流はか、起終点地区との親交を深める「道ご縁交流」(篠山市日置地区×亀岡市、姫路市)や、デカンショ街道沿線団体の連携を深める「デカンショ街道テーブル会議」などを展開。
道路管理者の取り組み
兵庫県丹波県民局では、丹波地域で活動される皆様の更なる活動の発展を図るために、平成19年度から県民提案プロジェクトとして「道づくり地域づくりコンペ」を実施しています。 また、平成20年度には「県道篠山山南線風景整備計画」を策定しました。
<道づくり地域づくりコンペ選考基準>
1.地域性
地域の特色を活かしたものであるかを評価します。
2.創造性
道からの地域づくりとして先進的な視点を取り入れているかを評価します。
3.県民の主体性
県民が主体的に活動しているかを評価します。
4.地域の協働性
地域の参画連携をどのように図っているかを評価します。
5.継続性、発展性、実現像の明確性 事業に実現像を描いているか、継続性や発展性をどのように描いているかなどを評価します。
6.その他
現況の課題について目標が明確となっているのか、事後評価が可能であるかなどを評価します。
<平成21年度実績>
1.草山郷づくり協議会
企画名:よみがえれ「峠の桜」(篠山市本郷)
概 要:「鼓峠」の利用者とともに、森のコンサートや鼓峠公園計画に取り組む地域の活性化事業。
2.かみくげ恐竜の里づくり協議会
企画名:まるごと時代博物館(丹波市山南町)
概 要:丹波市が推進する旧久下村村営発電所の改装工事に併せ、当時の記憶を留める写真や身の回りの物を集め展示する道路を舞台とした地域の活性化事業。
3.新しい風プロジェクト
企画名:丹波篠山菜の花プロジェクト(篠山市今谷、草野)
概 要:休耕田を活用して菜の花を栽培し、景観及び環境への大切さを幅広く発信しようとする事業。栽培した菜種からは菜種油を搾油する計画である。
4.美たんばネット
企画名:たんば風景学習プログラム
概 要:小学生を対象にした、風景を大切に思う心を育み美しい丹波の風景づくりをめざす事業。
たんば三街道の沿道環境をリフレッシュさせ、今後も親しまれる街道として「街道シンボル標柱の改修」と「景観ビューポイントの整備」を実施した。
活動団体
兵庫県推進体制
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