社会インフラ用ロボット開発
また、近年、社会資本の老朽化が進んでおり、適切な機能維持のための維持管理や不具合を未然に防ぐための点検の対象箇所や作業量は膨大となっており、かつ今後も増大していくことが想定されます。
一方で、団塊世代の退職により建設現場から熟練作業員が急激に減少するのみならず、少子高齢化により労働人口の減少も避けられない状況となっています。
これまでも建設生産システムにおいては、過去における人海戦術による工事から、大規模土工をはじめとして機械技術の導入により生産性・安全性の向上が図られてきました。
近年ICTやロボット技術がめざましく発展し、産業や生活などあらゆる場面での活用が増大していることから、国土交通省では、さらに高度なロボット技術を活用し、建設分野のこれらの諸課題の解決に取り組んでいます。