平成14年度 第3回

議事録

1.日時
平成15年3月4日(火) 13 :00~1 8 :00
2.場所
ホテルモントレ大阪
3.出席者
●委員 吉川 和広 委員長、
池淵 周一 委員、黒田 勝彦 委員、辻 武司 委員、
端 信行 委員、堀切 民喜 委員、安永 正昭 委員
(林 宜嗣 委員、槇村 久子 委員は欠席)
専門委員(第二京阪道路審議のみ):中村 貢 委員、松波 正壽 委員
●事務局 近畿地方整備局長、副局長、企画部長、道路部長、営繕部長ほか
(第二京阪道路審議のみ)日本道路公団企画部長ほか
4.議事
1)開会
  • 近畿地方整備局長挨拶
2)港湾整備事業再評価・道路事業再評価の審議
  • 審議の結果、一般国道478号丹波綾部道路、一般国道26号第二阪和国道、一般国道26号和歌山北バイパス、一般国道165号大和高田バイパス、一般国道1号第二京阪道路、一般国道161号湖北バイパス、一般国道8号米原バイパスについては、本委員会に提出された資料、説明の範囲において、概ね適切に進められており、対応方針のとおり、事業を継続することでよいと判断される。
     ただし、事業の今後の実施に当たっては、以下の点に留意すべき。

    (個別路線)
    1. 和歌山北バイパスについては、暫定供用時の交通安全対策についても十分留意すること
    (全体)
    1. 次回以降、費用便益比算定の際の仮定条件としている交通量等の推移や予測データ、供用時期などについて分かりやすく示すこと。また交通量予測の前提となるネットワークの全体像についても、府県単位程度で示すこと。
    2. 排気ガスの削減の効果について経済的に評価する以外に、分かりやすく評価・説明する手法を検討すること。
       なお、環境への影響や景観、自然災害に対するリダンタンシーなどの評価についても、費用便益による評価だけでなく、他の評価項目も入れて、これらを基に委員会で総合的に判断すべきと考える。
    3. 推進中の事業については、出来るだけ早く事業展開を図って、速やかな効果発現を図ること。
    4. 今後は事業実施のテンポや効率を上げるなどのコスト構造改革を推進することとしており、事業評価監視委員会においても新たな視点を取り入れた評価を行うことが重要なことから、本委員会の役割・位置づけについても本省とも協議のうえ検討を行うこと。
3)道路事業・官庁営繕事業事後評価の審議(試行)
  • 一般国道24号大久保田原交差点改良、橋本地方合同庁舎は、本委員会に提出された資料、説明の範囲において、おおむね適切に行われており、評価結果及び改善措置等(原案)のとおりで良いと判断される。
4)その他
  • 前回(第2回)の委員会で、委員から指摘のあった埋蔵文化財調査、公図混乱に関する工期短縮について説明が行われた。
以上