2024年7月1日

7 月9 日、舞鶴港で「小型船によるクルーズ旅客輸送に向けた実証事業」を実施
~小型船によるクルーズ旅客の輸送手段分散化を目指して~

概要

 国土交通省港湾局では、クルーズ旅客の利便性や安全性の向上に向けたクルーズ旅客受入施設
適正な配置などを検討するため「クルーズ旅客の受入機能高度化に向けた検討会」を開催して
います。

 検討の一環として、クルーズ船寄港地における、陸上の二次輸送(バス・タクシーなど)不足
海洋周辺の観光コンテンツ不足によるオーバーツーリズムの発生に対応するため、「二次交通
として
の小型船利用促進に向けた旅客動線のあり方」を検討する実証事業を行うこととしている
ところです。

 このたび、舞鶴港における小型船によるクルーズ旅客輸送に向けた実証事業として、舞鶴港第
ふ頭にあるクルーズターミナル「うみとびら」周辺の現地確認を行うとともに、舞鶴港から伊
根湾
を経由し天橋立港に至る航路でのトライアル運航を行い、京都府北部の代表的な観光地であ
る伊根
・天橋立方面への海上からの旅客輸送の有用性を検証します。

  

○日 時  令和6年7月9日(火) 10:30~11:30(現地確認)、11:30~15:00(トライアル運航)

○場 所  舞鶴港第2ふ頭「うみとびら」(京都府舞鶴市松陰18)及び舞鶴西港桟橋

○実証内容 現地確認:

     「うみとびら」内の施設配置、「うみとびら」から小型船が接岸する桟橋までの旅客動線並びに
     設備を確認し、利便性・安全性・効率性での課題を把握します。
     トライアル運航:
     現状、伊根・天橋立方面への移動手段はバスなどの陸路が中心ですが、観光バスの不足や路線バ
     スの混雑等の課題が生じているところ、小型船による移動の有用性(景観・快適性・所要時間)
     を検証します。

○参加機関 国土交通省港湾局、近畿地方整備局、京都府、舞鶴市、宮津市、伊根町、
     丹後海陸交通株式会社、一般社団法人みなと総合研究財団(順不同)
 

※取材について

 「うみとびら」周辺での現地確認のみ取材可能です。

  ご希望される方は、7月8日(月)12:00までに電子メール(pa.kkr-cruise@gxb.mlit.go.jp)で
 事前登録いただきますようお願いします。

  当日は10:00~10:30までに会場へお越しください。(現地に駐車場はございません。)

 【電子メールによる事前登録】

  メールタイトルを「舞鶴港実証事業取材申込」とし、メール本文に、①社名②氏名(ふりがな)③連絡
 先を記載ください。

問い合わせ先

国土交通省 近畿地方整備局 港湾空港部
担当:港湾高度利用調整官 一瀬(いちのせ)、クルーズ振興・港湾物流企画室長 山本(やまもと)
Tel:078-391-3102(直通)