概要
内閣府及び国土交通省では、地域で発生した災害の状況を分かりやすく伝える施設や災害の教訓を伝承する活動などを「NIPPON 防災資産」として認定する制度を、令和6年5月に創設しました。
このたび、有識者による選定委員会での審議を踏まえ、本制度の創設後初めて、近畿地方整備局管内においては4件(優良認定:3件、認定:1件)が認定されましたのでお知らせします。
今後、認定された防災資産において、その価値がさらに高まり、各地域における防災力の向上を牽引していただくことを期待します。
1.今回認定された「NIPPON 防災資産」について(近畿地方整備局管内)
・・・別紙1
【優良認定】 ※下記括弧書きは活動拠点
①阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター(兵庫県神戸市)・・・・・別紙2
②和歌山県土砂災害啓発センター(和歌山県那智勝浦町)・・・・・・・・別紙3
③稲むらの火の館(和歌山県広川町)・・・・・・・・・・・・・・・・・別紙4
【認定】
【認定】
④福知山市治水記念館(京都府福知山市)・・・・・・・・・・・・・・・別紙5
2.認定証伝達式について ※詳細は別紙6参照
下記「認定」案件については、実施・運営機関へ認定証の伝達式を開催します。
④福知山市治水記念館(京都府福知山市)
■開催日時:令和6年9月19日(木)15時15分~15時45分
■開催場所:京都府福知山市下柳39 福知山市治水記念館2階
■取 材:報道関係者も同席可能です。(事前申込み制) ※詳細は別紙7参照
取材を希望される方は、令和6年9月12日(木)17時までに電子メール
(tanaka-r86ds@mlit.go.jp、nakanishi-r86yk@mlit.go.jp、
fukuoka-r86wz@mlit.go.jp)にてお申込みください。
(tanaka-r86ds@mlit.go.jp、nakanishi-r86yk@mlit.go.jp、
fukuoka-r86wz@mlit.go.jp)にてお申込みください。
■そ の 他:一般来場者の方は入場できません。
3.「優良認定」案件の認定式について
「優良認定」案件については別途認定式が開催されています。
≪NIPPON 防災資産≫
本認定制度は、認定された防災資産を通じて、住民一人一人が過去の災害の教訓や今後の備えを理解することで、災害リスクの自分事化を図るとともに、主体的な避難行動や地域の防災力の更なる向上につなげていただくことを目的としています(参考1:「NIPPON 防災資産」の認定制度について)。
今回の認定にあたっては、全国の流域治水協議会※等を通じて抽出された防災資産の候補案件を対象に、有識者による選定委員会(参考2:第1回選定委員会メンバー)での審議を経て、「優良認定」・「認定」案件を内閣府特命担当大臣(防災担当)及び国土交通大臣が認定を行いました。
(※流域治水協議会:関係する河川管理者、都道府県、市区町村、企業等が参画し、流域治水を推進するための組織)
本日、「NIPPON 防災資産」に関するウェブサイトを立ち上げておりますので、詳細はこちらを御覧ください。【https://www.mlit.go.jp/river/bousai/bousai-shisan/index.html】