概要
●予定価格に応じた等級区分で発注を行っていないことが、契約締結後に確認されたため、契約解除を行い
ました。
≪概要≫
平成30 年7月10 日に入札公告した当該工事において、発注時の概算金額が5,000 万円を越える見込みであったことから入札公告資料の競争参加者の等級区分を電気設備工事B等級(5,000 万円以上2億円未満)として発注しましたが、公告後に予定価格を算定した結果、B等級の範囲外である約4,700万円(税込み)となったが、等級区分が適正でないことに気づかないまま入札手続きを進め、契約締結に至ったもの。
≪原因≫
① 予定価格が低くなった原因は、LEDランプの材料単価を特別調査により徴収した結果、想定単価の約半
額となり予定価格が大幅に低くなったため。
② 等級区分が適正でない状態で入札契約手続きを進めることとなった原因は、予定価格と等級区分のチェッ
クが十分行えていなかったため。
≪対応≫
入札公告時における等級区分が適正でないため、平成30 年11 月12 日に当該工事の契約を解除しました。
今回の事案により、契約締結を行った企業及び入札参加者に多大なご迷惑をおかけし、また、公共工事における入札・契約について、国民の信頼を失うことになり、大変申し訳なくお詫び申し上げます。今後はこのようなことが起こらないよう、再発防止に努めてまいります。