企画
2020年1月24日

【記者発表】平成30年度建設副産物実態調査の結果(近畿地方版)を公表します。

概要

平成30年度に近畿地方の建設工事から排出された建設副産物について、再資源化及び排出量等の調査結果をとりまとめましたので公表いたします。


●調査結果の概要(別添参考資料参照)
(1)建設廃棄物
 平成30年度の建設廃棄物の再資源化・縮減率は、約96.3%と前回調査(平成24年度)より1.1ポイント上昇しています。【参考1-1参照】
 また、平成30年度の建設廃棄物の搬出量は、約994万トンとなり、前回調査(平成24年度)より約10.6%増加していますが、最終処分量は約37万トンと前回調査(平成24年度)より約13.2%減少しています。【参考1-2参照】

(2)建設発生土
平成30年度の建設発生土有効利用率は約78.2%と前回調査(平成24年度)より0.2ポイント下降しています。【参考1-1参照】
また、平成30年度の建設発生土の搬出量は、約1,418万mとなり、前回調査(平成24年度)より約5.7%減少しています。【参考1-2参照】

●建設副産物実態調査とは
全国の建設工事や再資源化施設等を対象に、建設副産物の発生量、再資源化状況及び最終処分量等の動向に関する実態を把握するため、概ね5年ごとに実施している統計調査です。調査結果は建設リサイクルに関する諸施策の策定及びその効果の進捗状況の把握等に役立てています。

なお、今回公表する近畿地方版の調査結果は、建設副産物対策近畿地方連絡協議会HPでもご覧頂けます。また、調査の概要、調査結果の詳細については、本省HPでご覧頂けます。


<建設副産物対策近畿地方連絡協議会HP>
https://www.kkr.mlit.go.jp/plan/fukusan/press/index.html
<国土交通省(本省)HP>
http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/region/recycle/d02status/d0201/page_020101census.htm

問い合わせ先

建設副産物対策近畿地方連絡協議会事務局
(国土交通省 近畿地方整備局 企画部 技術調査課内)
 課長       藤本 正典(内線3251)
 課長補佐 雲丹亀 和博(内線3252)
 TEL:06-6942-1141(代表)06-6942-3826(直通)FAX:06-6942-7825