概要
近畿地方整備局の電気通信施設保守業務の受注者である(株)ケーネスにおいて、標的型攻撃メールを開いたことにより、第三者による不正アクセス及び情報流出の疑いがあるこ
とが判明しました。
その中に、近畿地方整備局の資料(保守・点検に使用する設備に関する資料計6件)が含まれていたと報告がありました。
近畿地方整備局では、報告を受け、資料の内容を精査した結果、個人情報等、重要な内容は含まれていないことを確認しました。
8月19日に(株)ケーネスより、「情報流出の疑いがあるという旨の連絡を警視庁から受けた」
との報告がありました。近畿地方整備局では情報流出の疑いについて報告を受けた後、同日に以下の項目について確認を行いました。
・個人情報等の重要な内容が含まれていないこと
・流出した疑いのある資料による不正利用された形跡が確認されないこと
以上の項目について、現時点において、いずれも問題無いことを確認しました。
また、流出した疑いのある情報による不正利用がされない対策を講じました。なお、(株)ケーネスに対しては、さらなる情報の流出を防ぐ対策を実施するよう指示しております。