工事名 | : | 相筋・鮒田地区河道浚渫工事 |
調査を実施した業者名 | : | 若築建設(株) |
住所 | : | 東京都目黒区下目黒2-23-18 |
項目 | 内容 |
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1.その価格により入札した理由 | ・弊社の営業的、技術的な強みを発揮できる工事内容であること及び工事規模の大きい、河川における大規模浚渫工事の実績を得られることにより受注を目指し入札した。 ・弊社は同種工事の実績を数多く有し、また、各協力業者も類似工事の実績と経験が豊富であり、熟練技能者も多数確保している。そのため、適正な人員配置と施工管理により労務費の低減が可能となっている。 ・資機材については、取引実績のある業者との協力体制があり、お互いの信頼関係に基づいた比較的安価な取引によりコスト縮減が可能となっている。 ・弊社の経験豊富な技術者を配置する予定であり、工事の進捗に沿った増員も可能である。 以上により、当該入札価格で安全管理や品質確保の体制も十分に確保でき、契約図書に定められた品質で工事を完成させることができる。 |
2.契約対象工事付近における手持工事の状況 | なし |
3.契約対象工事に関連する手持工事の状況 | 1和歌山岬道路平井トンネル(大阪側)工事 発注者 近畿地方整備局 工事地先名(自)大阪府泉南郡岬町孝子 地先 (至)和歌山県和歌山市平井地先 工期 H28.5.20 H29.1.31 金額 540,000,000円 2舞鶴港前島地区航路・泊地(9m)浚渫工事 発注者 近畿地方整備局 工事地先名 京都府舞鶴市浜地先 工期 H28.6.29 H28.11.30 金額 359,834,400円 3和歌山下津港北港地区防波堤(南)地盤改良工事 発注者 近畿地方整備局 工事地先名 和歌山県和歌山市湊地先 工期 H28.7.19 H28.11.30 金額 243,756,000円 |
4.契約対象工事箇所と入札者の事業所・倉庫等との関連(地理的条件) | ・大阪支店及び倉庫は大阪市内にあり、工事箇所と同一県にある事務所は和歌山市内にある。 |
5.手持資材の状況 | なし |
6.資材購入先及び購入先と入札者との関係 | 協力業者より購入予定 |
7.手持ち機械数の状況 | なし |
8.労務者の具体的供給の見通し | 自社及び協力会社による下請 |
9.過去に施工した公共工事名及び発注者 | ・近畿地方整備局 丹波綾部道路妙楽寺仲畑改良工事 H26.6.3 H27.2.28 金額 592,272,000円 ・熊野川相筋地区河道掘削工事 H25.10.1 H26.3.31 金額 376,477,500円 |
10.経営内容 | 自己資本 11,374,533千円 売上高 73,428,746千円 営業利益 2,247,927千円 経常利益 2,107,032千円 当期純利益 1,939,915千円 |
11.1から10までの事情聴取した結果についての調査検討 | 調査基準価格に対する入札価格の割合は、(入札比較価格に対する入札価格の割合は)であり、業者の積算と当方の積算を比較すると、直接工事費(浚渫工(バックホウ浚渫船)撤去工)、間接工事費(現場管理費、一般管理費等)に開きが見られた。 事情聴取において上記事項について、重点的に調査確認した。 1)積算内訳書ごとの削減理由 1直接工事費にあっては、当該河川で同種工事の実績を持つ下請け会社を使用することにより効率的な作業が見込めることから、その分、作業工数が減ることにより、費用の削減をすることができると 判断される。 2現場管理費 当該工事を管理するための人件費など、実績に基づく適切な積み上げを実施し、削減が可能である。外注経費は、下請け会社の見積りを反映している。 3一般管理費 規模の大きい浚渫工事であり、実績を作りたいとの 思いがあるため、本社支店経費より捻出することにより 削減することが可能であると判断される。 2)労務費 労務費は公共工事設計労務単価基に適切に計上して いる。 3)下請会社等との協力 実績及び経験があり、信頼できる施工業者に発注することにより品質・コスト・工程・安全管理について協力体制をとることできると判断される。 以上調査基準価格を下回ったが、当該価格で品質確保及び 施行体制・安全確保は確実であり、適正に履行がされると判断される。また、工事履行に際して、下請け会社へのしわ寄せを発生させるものではないと判断される。 |
12.9の公共工事の成績状況 | ・丹波綾部道路妙楽寺仲畑改良工事 75点 ・熊野川相筋地区河道掘削工事 78点 他 |
13.経営状況 | 未 公 開 |
14.信用状況 | 問題なし |
15.その他必要な事項 | 特になし |