工事名 | : | 国道161号他道路照明施設維持補修工事 |
調査を実施した業者名 | : | 東西・アアン・滋賀電業・澤井地域維持型建設共同企業 |
住所 | : | 滋賀県大津市中央4-7-27 |
項目 |
内容 |
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1.その価格により入札した理由 | ・jvの構成員が工事区間の重点地区に位置し、その区間ごとに拠点がある地元構成員が施工を担当することにより、永年の経験と地の利を充分に活かし、効率的かつ経済的な施工による現場経費の縮減が可能となった。 ・jv構成員の所有する建設機械を融通使用することにより、大幅なコスト縮減が可能である。 ・可能な限り社員施工とし、また、資材を協同組合から調達することにより、コスト縮減が可能である。 ・安全管理においては、各構成員が永年の取引関係がある警備会社を起用する予定であり、豊富な現道規制経験のある警備員を安定した価格で配置が可能である。 ・代表構成員が効率的に営業を行い、他構成員の時間や経費負担を軽減できた。 ・受注実績つくりのため強い受注意欲があった。この工事からは、最低限の会社経費しか計上しなかったので、一般管理費を抑えて入札できた。 以上のように、直営施工、jvの特性、協同組合のメリットなどを活かしたコスト縮減による価格で入札しました。 |
2.契約対象工事付近における手持工事の状況 | ・(石山駅湖岸線)電線共同溝設置工事 (28.3.18まで ¥83,916,000) 距離0.2キロメートル |
3.契約対象工事に関連する手持工事の状況 | 道路照明施設関係の手持ち工事はない。 |
4.契約対象工事箇所と入札者の事業所・倉庫等との関連(地理的条件) | 構成員4社の事務所は工事区間から210から1400m以内に位置している。 |
5.手持資材の状況 | 手持ち資材はなく、当該工事で使用予定の資材はすべて購入品。 |
6.資材購入先及び購入先と入札者との関係 | 必要な資材は、構成員が会員となっている協同組合滋賀県電業協会から会員価格(一般購入より安価)で購入する。 |
7.手持ち機械数の状況 | ・高所作業車(いすず、14.5m、2000年式) 1台 ・穴掘建柱車(三菱、2001年式) 1台 ・発電機(シンダイワ) 1台 ・油圧ショベル(コマツ、38の5他) 3台 ・トラクターショベル(コマツ、40の3) 1台 |
8.労務者の具体的供給の見通し | ・直接工事費の約90%を自社労務で賄う予定である。 ・交通誘導員は協力会社へ依頼する。 |
9.過去に施工した公共工事名及び発注者 | ・滋賀国道事務所 道路照明施設維持補修工事(平成26) ・大阪国税局 水口・今津税務署受変電設備改修工事(平成25) ・滋賀県 国道303号トンネル照明灯補修工事(平成21)他多数 ・県内各市 (市道幹1066号線)照明施設設置工事(平成25:大津市)他多数 |
10.経営内容 | (代表構成員の決算資料及び経営規模等評価結果通知書から) ・自己資本額 55,465千円 ・営業年数 37年 ・完成工事高 315,579千円 ・営業利益 4,727千円 ・経常利益 5,362千円 ・純利益 4,293千円 |
11.1から10までの事情聴取した結果についての調査検討 | ・構成員4社ともに現道規制がある同種工事の経験が豊富であり、安全や品質面で問題のない実績を有している。 ・構成員の1社は、前年の同工事を受注しており、施工手順などを熟知している。 ・管内全域を構成員4社で分割し、地元区間を担当することにより、拠点から近く、現場条件を熟知しているため、迅速・安全で経済的な作業が期待できる。 ・直接工事費の9割程度を直営施工することにより、入札価格を圧縮している。 ・下請協力会社はすべて同じ協同組合・社団法人の会員であり、30年以上の付き合いなど、信頼関係があるパートナー会社である。 ・資材を協同組合から有利な価格で調達可能である。 事情聴取時に上記の説明があり、次のことが確認できた。 ・直営施工、の特性と協同組合の利点を活用したコスト縮減により、合理的に入札価格を圧縮している。 ・専門工事業者として、同種工事の実績が豊富であり、かつ、直営施工を主としており、安定した品質が期待できる。 ・前年に同工事を受注しており、かつ、構成員が各拠点区域を担当することにより、迅速な施工が期待できる。 ・工事費内訳書に誤りは確認されていない。 |
12.9の公共工事の成績状況 | 近畿地方整備局実績は次のとおり。 ・平成26年度完成 道路照明施設維持補修工事 75点 |
13.経営状況 | 未公開 |
14.信用状況 | ・4社とも、工事施工に関して支障となるような情報はない。 |
15.その他必要な事項 | 特になし。 |