建設技術支援 Construction technical support

近畿技術事務所の技術の一覧、及び、作成したマニュアル等を紹介しています。

基本構造

FPC防護柵は、従来の防護柵を上下に分離して、その断手部に弾性変形材として板バネを介してボルトで締結しています。

構造細目

  • 隣接連結部

    隣接するブロックの天端で連結板をボルトにて固定し、連続性を持たせています。

  • 隣接部形状

    隣接するブロック端部は、連続性の確保のため凹凸形状になっています。従来、衝突により凹側の先端部が欠けるため、FPC防護柵では鋼板を張り付けて強固にしています。

  • 上下連結部

    上半部にはインサートとベースプレートが埋めてあり、ボルトをねじ込んだものを下半部のベースプレートとその上に設置した板バネとを通して、ナット締め付け用のBOX内で締め込みます。

試験施工構造図(平成10年10月施工)

縦断方向断面図

 

横断方向断面図


特許
平成11年6月特許を取得しました。
特許第2961193号
国内初「防護柵の設置基準」に準拠
 平成10年11月に改定された基準に基づく実車衝突実験により、国内で初めて性能確認を行いました。
新技術活用促進システム登録
 新技術活用促進システムに「試験フィールド」の評価で登録しています。現場での適用性の確認・評価をお願いします。
 

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