都市公園
人々が安心して快適にくらせるまちづくりのために、都市公園の整備をすすめ、未来へと残していくことが必要です。
都市公園の役割
近畿の国営公園
国営飛鳥・平城宮跡歴史公園
我が国固有の優れた文化的資産の保存及び活用を図ることを目的として整備している国営公園です。
「飛鳥区域」(奈良県高市郡明日香村)は我が国の「国家形成の始まりの地」である飛鳥地域において、歴史的風土及び文化財の保存及び活用を図っています。「平城宮跡区域<未開園>」(奈良県奈良市)は我が国の律令国家体制の完成を見た奈良時代の都「平城京」の中心であり、特別史跡、かつ世界遺産「古都奈良の文化財」の構成資産の一つとなっている「平城宮跡」の保存・活用を目的としています。
国営明石海峡公園
明石海峡周辺地域の広域レクリエーションゾーンの形成を目的として、多様性に富んだ整備を促進している国営公園です。
海辺の「淡路地区」(兵庫県淡路市)では、大規模な土取り跡地の自然を回復し新たな園遊空間の創出を図っています。里山の「神戸地区」(神戸市北区山田町)では、豊かな里山を守り育てながら身近な森としての活用を目的としています。
淀川河川公園
淀川河口部(大阪府)から桂川、宇治川、木津川が合流する三川合流域(京都府)まで延長約37kmの両岸の河川敷に設置された国営公園です。
淀川全域の環境保全と利用の調和を図り、広域的かつ公平な河川敷利用を確保するため、 河川事業と一体的に国が整備及び管理を実施しています。