平成18年7月出水報告 瀬田川(7月15日〜7月27日)
西日本に停滞した前線の影響で15日午後より弱い雨が降り始めた。雨は継続的に降り続け、琵琶湖の水位が上昇したため、18日10:30より洗堰放流量を20m³/sから全開放流に変更した。それに伴い関ノ津水位観測所で18日14:00に1.06mと指定水位を越た。全開放流当初、警戒水位は超えなかったが、依然雨は降り続き、琵琶湖水位上昇に伴い、19日5:00に2.02mと警戒水位を超した。関ノ津水位観測所の水位は27日15日には琵琶湖水位低下に伴い警戒水位を下回ったが、全開放流は8月1日まで継続した。
琵琶湖河川事務所は、全開放流に伴い18日10:30に第二警戒体制を発令、19日5:00に水防警報出動を発令した。
15日降り始めからの琵琶湖流域平均総雨量は301mmに達した。
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* 雨量・水位は速報値であり、検定されたデータではありません。
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