項目 | 内容 |
---|---|
問い合わせ日 | 平成18年7月26日 |
住所(府県) | 大阪府 |
タイトル | 琵琶湖の水位と放流量の関係 |
問い合わせ内容 | 琵琶湖の水位が7月26日(水曜日)現在、34cmで放流量が全開となっていますが、放流量はまだ全開でよいのですか? 素人考えで、今もっと放流量を少なくしておかないと、またこれから夏本番になって、水位が下がって、水不足ということになりませんか?以上が率直な感想です。よろしくお願いいたします。 |
回答日 | 平成18年7月31日 |
回答 | 琵琶湖河川事務所です。お問い合わせありがとうございます。 お問い合わせの件について回答させていただきます。 琵琶湖では、梅雨期や台風期の大雨により琵琶湖の水位が上昇し、琵琶湖周辺に浸水被害が生じる場合があります。このため、あらかじめ琵琶湖の水位を下げておくことにより、琵琶湖周辺の浸水被害を軽減することとしています。 このように、梅雨期や台風期に水位をあらかじめ下げておく水位を制限水位と言います。琵琶湖の制限水位は、梅雨や夏季の台風期の6月16日から8月31日までを-20cmとし、また、台風期から秋雨前線の9月1日から10月15日までは-30cmとしています。 今回の梅雨による降雨は、琵琶湖流域で約300mmとなり、7月13日に-20cmであった琵琶湖水位は、7月22日に+50cmとなりました。この間、瀬田川洗堰は琵琶湖周辺の洪水を防御するため、7月18日から全開放流を実施しています。現在も、この時期の制限水位-20cmに向けて、洗堰は全開放流継続しているものです。 なお、-20cm以下となった場合、下流での必要量を放流し、琵琶湖の水位維持を図ることとしています。 |