項目 | 内容 |
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問い合わせ日 | 平成18年5月25日 |
住所(府県) | 大阪府 |
タイトル | こんなに雨が続いているのに水位が下がるのですか? |
問い合わせ内容 | いつもご苦労様です。毎朝6時の測定は大変でしょうね。 毎日水位のグラフを楽しみにしています。私は大阪に住んでいますが、この1週間近く、大雨が断続的に降っているのに、ここ数日の水位は下降を続けていますね。どうしてなのでしょうか?天気予報では、琵琶湖付近も雨のように思っていましたが。 |
回答日 | 平成18年5月29日 |
回答 | 琵琶湖では、梅雨期や台風期の大雨により琵琶湖の水位が上昇し、琵琶湖周辺に浸水被害が生じる場合があります。このため、あらかじめ琵琶湖の水位を下げておくことにより、琵琶湖周辺の浸水被害を軽減することとしています。 このように、梅雨期や台風期に水位をあらかじめ下げておく水位を制限水位と言います。琵琶湖の制限水位は、梅雨や夏季の台風期の6月16日から8月31日までを-20cmとし、また、台風期から秋雨前線の9月1日から10月15日までは-30cmとしています。 現在、6月16日の制限水位-20cmにするための、5月11日頃より徐々に水位を低下させる操作を行っていますので、毎日少しずつ水位が下がった様になります。この水位を下げるために琵琶湖から放流している量が、雨によって琵琶湖に入ってきた量よりも上回っていたためこのような状況となっています。 |
返答日 | 平成18年5月30日 |
タイトル | お返事ありがとうございました |
返答 | お忙しいなか、こんなに丁寧なご説明を頂き、とても嬉しく思っております。私は単純に、夏の渇水が少なくなるのではと、喜んでグラフを眺めていたのですが、お教え頂いたように、様々な事柄を視野に入れた対策が必要なのですね。大変なお仕事ですね。私達の大切な水がめ、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。 |