項目 | 内容 |
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問い合わせ日 | 令和05年12月6日 |
住所(府県) | 滋賀県 |
タイトル | 瀬田川(琵琶湖)の水位調整について |
問い合わせ内容 | 琵琶湖の水位低下がニュース等でも取り上げられ、問題視されています。例年の傾向を見れば降水量が少ない季節になるのは明らかなのに、何故に洗堰の放水量を一定の量で固定しないのですか? |
回答日 | 令和05年12月8日 |
回答 |
この度は、お問合せいただきありがとうございます。
お問い合わせいただいた内容について、下記のとおり回答いたします。 瀬田川洗堰では、常日頃より下流の淀川からの取水にて京阪神地域で利用される水道用水や工業用水などに必要な放流量を補給(以下、「補給量」と言います。)するために必要最低限の水量を放流し無駄な水を流さないようにしています。 この補給量は下流での取水量や河川の流量を考慮して日々計算しております。この取水量や河川流量は一定ではなく日々変動しますので、補給量もそれに合わせて変動します。 このため、適度に降雨があり、河川の流量もある程度あれば、瀬田川洗堰からの補給量は少なくなります。 しかし、今年の9月以降のように降雨が少ないと下流の淀川の流量が減少するため、洗堰からの補給量を増やす必要があります。なお、今年9月下旬以降の放流量は約15〜29m3/秒の幅で変動しています。 引き続き、今後の降雨に注視し、琵琶湖水位を適切に管理していきたいと考えています。 以上、ご理解の程よろしくお願いいたします。 |